しらいとブログ

ネットで検索してもなかなか出てこないIT情報を独自にまとめています

「WinFont+」開発記録 Part 5

今回のWinFont+はGDIはフックしていません。
DirectWriteをフックしてラスタライズ処理をFreeTypeに置き換えています。

効果を確認できたのはChromeFirefox 50.0BetaとVisualStudioだけです。
Firefoxはgfx.content.azure.backends=skiaにする必要があります。

Chromeのセキュリティを破るために、親プロセスから子プロセスのフックをする必要があって、そこでアセンブラで書いたコードを使っているのですが、私は64bitアセンブラは今回が初めてなので間違ってるかもしれません。特にAMDのCPUで動くか怪しいです。

一応作者の環境では32bitと64bit(どちらもIntelのCPU)でレジストリモードでOSが起動することを確認しました。

また今回は回転や拡大に対応しています。その代わり今までのような縦横3倍の拡大やぼかし処理はしていません。太さの自動調整も出来なくなったので16だけ増やしています。

Download

WinFont+_alpha4
WinFont+_alpha4

※今回はWindows Vista以降が対象