近況報告(2017-02-26)
1. 開発PCが壊れた
去年の11月の終わり頃からPCに負荷をかけると電源が落ちるようになりました。ひどい時は開発PCと同じ電源タップに繋いでいる別のPCの電源を入れただけで落ちました。
このまま使っていると全パーツを巻き込んで壊れることも予想されるので早く何とかしなければなりません。
もう10年近く使っていることも考慮して、延命ではなく、組み替えることにしました。12月の頭にPCを組み替えました。
旧 | 新 | 価格 | |
MB | 型番忘れた | H110M-HDV | 6,500 |
CPU | Core 2 Duo E8400 | Pentium G4500 | 7,124 |
GPU | GeForce 9600GT | ||
メモリ | DDR2-800 1GB * 2 | DDR4-2400 8GB * 2 (2133として動作) |
7,760 |
電源 | 560W | 400W | 0(余ってた ) |
21,384 |
PCケース、HDD、光学ドライブは流用。
CPUは安いPentiumにしましたが、前のCPUとGPUと比較してどちらも2倍くらいの性能になります。その上、消費電力は50Wも減りました。(ワットチェッカーで測った)
買った後でPCIスロットが付いてないことに気づいて、ONKYOのサウンドカード(SE-90PCI)が使えなくなりました。高かったのに。
組み替えた後で前のマザーボードのCPU付近のコンデンサが液漏れしてたことが発覚しました。CPUクーラーの下に隠れてて気づきませんでした。
今までメモリが2GBだったので32bitのOSを使っていましたが、今度は16GBなので64bitでクリーンインストールしました。開発環境を入れなおさないといけないのが面倒です。(まだ全部は終わってない)
2. 1.5TBのHDDで不良セクタ
OSを32bitから64bitにインストールしなおすときにデータを整理していたらSamsung製HDD(1.5TB)で不良セクタが見つかりました。
2年前にもWesternDigitalの2TBHDDが壊れてます。あの時のトラウマが蘇ります。
Seagateの3TBHDDを購入しデータを移行しました。幸いにも不良セクタで読み取れなかったファイルは2つだけでした。
その後データ整理をしながら他のHDDのデータも移行して、160GBを1台、500GBを2台、750GBを1台、引退させました。
10年以上前の中学の宿題とか残ってましたがもう消しました。
この作業に1カ月以上かかってます。
3. MacTypeとWinFont+について
MacTypeは今年予定されているCreators Updateで使えなくなる可能性が高いです。この問題は簡単には対応できなさそうです。
WinFont+はCreators Updateの影響を受けません。Creators Updateが来る前にWinFont+を完成させたいところです。
開発状況の方ですが、WinFont+は既にDirectWriteを全部FreeTypeで置き換えるところまでは開発できています。私の環境でWindows10のスタートメニュー、Internet Explorer、Microsoft Edge、Chrome、FirefoxのハードウェアアクセラレーションONで置き換えられることを確認しました。
しかしながら、どうやってもDirect2Dでガンマ補正ができません。
ガンマ補正ができないと、白地に黒い文字を表示したときと黒地に白い文字を表示したときで見え方が大きく変わってしまいます。またサブピクセルレンダリングで文字がカラフルになってしまう問題もあります。
ガンマ補正なしを体験してみたい方はMacTypeで以下のパラメーターを試してみてください。(TextTuningの内部処理はガンマ補正とほとんど同じです)
GammaMode=0
GammaValue=1.0
TextTuning=-1
TextTuningR=-1
TextTuningG=-1
TextTuningB=-1
GammaValueを1.0から1.8に変えた方がきれいに表示されるはずです。
そういうわけでガンマ補正だけはどうしてもやりたいのですがやり方がわからず、ここで開発が止まっています。
そのうち開発バージョンを公開しようと思います。
以上、近況報告でした。