Windows 10 April 2018 Update (非公式)バグ修正パッチ
Windows 10 April 2018 Update (1803, RS4)には、文字列が表示領域に入りきらなかった時に、本来表示されるべき省略記号「...」が表示されないことがある不具合があります。
Updateから1ヵ月たっても修正されないので自分で修正パッチを作りました。マウスカーソルが画面端に飛んでいく不具合の修正も含まれています。
修正内容
- 文字列が表示領域に入りきらなかった時に省略記号「...」が表示されないことがある不具合
- スクロールバーが表示されたリスト内でドラッグするとマウスカーソルが画面端に飛んでいく不具合
既知の問題
このパッチはオンラインゲームのチート検知ツールに引っかかる可能性があります。少なくともXIGNCODEには引っかかります。この問題を回避するにはゲームを起動する前にパッチを無効化してください。PCの再起動は不要です。
セキュアブートが有効だとパッチが効かないことがあります。セキュアブートを無効にするかMicrosoftの修正を待ってください。
前回のパッチではMicrosoft Excelで全角入力時に「å」が追加される不具合がありましたが、今回のパッチでは不具合が発生しないよう修正済みです。
前回のパッチがインストールされている環境だと、win10fixPatch.exe
が前回のパッチを今回のパッチと誤認して既にインストール済みと判断する問題があります。一度パッチをアンインストールしてからインストールしなおすことで最新版を導入できます。
ダウンロード
2018/06/10 win10fixPatch_2.00.zip
前回のバージョンはこちら
使い方
win10fixPatch.exe
を実行してパッチをインストールしてください。
PCを再起動しなくてもパッチ適用後に起動したソフトにはパッチが適用されます。
既に起動中のソフトにパッチを適用したい場合は、そのソフトを再起動するかPCを再起動してください。
インストール後にもう一度win10fixPatch.exe
を起動するとパッチの無効化やアンインストールができます。
パッチの無効化やアンインストールをしても、既に起動中のソフトはパッチが適用されたままになります。
強制アンインストール
何らかのトラブルでwin10fixPatch.exe
からアンインストールできないときは、C:\Windows\System32
に入っているwin10fix.dll
を削除してください。
(64bit版ではC:\Windows\SysWOW64
にも入っているのでそちらも削除してください。)
免責
このパッチはMicrosoftとは無関係の個人が作成した非公式のものです。
いかなる問題が発生したとしても作者は責任を負いません。
心配な人はMicrosoftのバグ修正を待ってください。
使用ライブラリ
このパッチにはMITライセンスのEasyHookが使われています。
https://easyhook.github.io/